2009年10月 園長のひとり言

 毎月おたよりの冒頭で天気のことに触れる機会が多いのですが、冷夏が過ぎた後も「はっきりとしない空模様」が続き、9 月5 日の親子遠足もお昼近くには雨が降り始め「わくわくエッグ」の軒先を借りてのお弁当になってしまいました。いつも親子遠足の時に「もう少し子どもが楽しめる屋内施設があるといいのにナ」と思うのですが、この財政難のご時世にはちょっと無理。逆の発想で雨降りを楽しむ事を考えたほうが建設的と言えるのかもしれません。

親子遠足を雨降りにしてしまった天気の神様のお詫びだったのでしょうか、体育大会では雲ひとつない秋晴れの空の下を、子どもたちは所定の距離(すみれ・さくら約7km、たんぽぽ約4km、ばら約2km)を歩き、ゴールの保育園園庭に元気に到着しました。
閉会式後のジンギスカンはみんなもりもり食べていましたよ。子どもたちの保育園生活も1年の折り返しに入り、これから更に心と身体が充実する季節を迎えることになります。よく食べ・よく遊び・よく寝て大きく大きく育て欲しいなと思います。

 保護者の皆さんは、8 月の総選挙には行かれましたでしょうか?もちろん「清き一票」を投じられたことと思いますが、下馬評どおり民主党の圧勝に終わり政権交代が現実のものとなりました。長く続いた自民党政治から民主党になって世の中がどう変わるんだろうか。国民の多くが選んだ民主党のマニフェストが、果たして現実のものになるんだろうか。
少なくとも今までとはお金の流れを変えようとしてるのは明らかで、「暮らしのための政治を」の掛け声のもと子ども手当や母子加算の復活、公立高校の実質無償化など子育て世帯の生活に直結する政策も数多く見られます。

しかも、これらの政策を主に「国の無駄使い」と「埋蔵金」で捻出した財源で行うとした点であることです。税制抜本改革(消費税増税?)を前提とした自民党とは大きな違いです。

 しかしです。
税制改革せず約17 兆円もの財源が果たして捻出できるの?CO2削減と高速道路無料化が同時進行できるの?子ども手当は支給しても預ける保育所は増やさないの?「公共工事の無駄」で生活していた工事関係者も無駄なの?と、いくつもの疑問符が見え隠れします。
民主党が良いのか自民党が良いのかは分かりませんが、少なくとも今回の選挙で明らかになったのは、自分たちの生活と政治は密接な関係にあり、国民の権利として選挙権を正しく行使することこそが大切であるという、まさに体験的な社会科のお勉強でした。

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